クリップオンストロボでアンブレラを使用するときの照射角

以前から気になっていたので、簡単にテストしてみた。

私が多用する条件(SB-80で100センチ白傘に1/8で発光)で試した結果、24ミリ時と比較し105ミリ時は2/10~3/10段の光量落ちとなった。

これはほぼUnplugged Studioさんの結果と同じ。

たかが一段、されど一段、照射角度の話 ~後編~ | ストロボ撮影|撮影テクニック|UNPLUGGED-STUDIO

配光に関しては、予想通り24ミリ時の方が傘に対し光が均一に回る。105ミリの方が周辺に行くにつれ減光しやすい。ワイドパネルを出したほうがより均一に回るのだが、ワイドパネルを出したときは傘から外に光が漏れやすくなり、同時に明らかに光量が下がる(2/3段強)。

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テストで近くにあった酒瓶に映り込みを作ってみた。傘を目一杯繰り出したので24ミリと105ミリの差がややわかりづらいかもしれない。

予想とほぼ違わない結果となったが、傘をどの深さに挿せば配光がむらなく、かつ外に漏れずに運用できるかなど(クリップオンはモデリングランプがないのでわかりにくいし傘の中心からずれた位置に中心があるので配光むらができやすい)も含め、これまでなんとなくでやっていた部分を整理できたのは良かった。