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先日、仙台市内在住で実家が多賀城にあって被災した方と話をしていたところ、中野栄まではバスが通っているので中野栄までバスで行き、そこから多賀城まで歩くという話を聞きました。
家から高砂まで自転車で一時間とかからないので、もしかしたら多賀城まで自転車で行けるのじゃないか、と思い様子を見に行って来ました。
多賀城の被害に関して、私はそれほど正確な把握をしていませんでした。
沿岸部は大きな打撃を受けたらしいとは聞いていたのですが、沿岸部から離れた45号線でこれほどのダメージがあったとは正直、驚きでした。
浸水した店舗の壁に、もしかすると私の頭まで来るかもしれないくらいの高さまでの泥の線が残っており、ここでこの状態だったのであれば沿岸部はどれだけ高い波が来たのかとぞっとしました。
災害から10日以上が過ぎ多くが片づけられたとはいえ、周囲にはまだ潮の匂いのする泥、瓦礫やガラスが残っています。
仙台市街近くに住んでいる私は津波の被害を受けなかったので、沿岸部の被害についてはテレビ等で見て知っていた程度でした。
こうしてその状況(の一部)を実際に目の当たりにすると、それが何とは言えないのですが、これまでとはまた異なる認識が自分のうちに芽生えるのを感じました。
往路(仙台港北IC〜多賀城)
復路(多賀城〜中野栄駅)
中野栄のガソリンスタンドに並ぶ車の列