仙台写真月間・六

城田展を見た。
私には、地理的境界面の物語に読めた。
平面的な境界意識は強く感じられるが、時間的な問題はそう感じられない。意図的に除外しているのかも知れない。
撮る前に一つの方法を決めて撮影しているのだろうかと思ったが、光が割とまちまちだったので、確信がない。
ドライに、淡々と撮影している様に感じられる。好感が持てるのだけど、見ていると情が欲しくなってくるのだから、贅沢なものだ。
坂道を撮影した写真が良かった。
プリントは悪くなかったが、欲を言えば明るめのグレーに潤いが欲しかった。