EOS Rのファインダーが逆光時使いづらいという話
検索してもあまり出てこない話題なので、この問題を抱えているのは私だけなのだろうか、と思ったりしているところ。
強い逆光の時、EOS Rのライブビュー像の表示は明るいところに引っ張られすぎて被写体がシルエットになってしまう傾向が強い。少なくとも、A7R2のファインダーよりもずっと。
比較を撮ろうと思って背面液晶を撮ったのだけど、よく見てみたらモードも絞り値も異なっているので参考まで(RはAvなのでシャッタースピードで露出を埋めて、7R2はMなのでISOで露出を埋めようとしている)。
露出シミュレーションを切るとどうなるかというと…
Rの表示は変化なし。なぜかA7R2の表示がRに近づいた。
露出シミュレーションをON、露出補正を+に振ると、画面は明るくなるのだが…
Rで+2すると上のレベルになる。
A7R2で+1すると上のレベル。Rの+2よりも明るく見える。実際はどうかというと、A7R2の方が実際に撮れてくる画像に近い(液晶画面の写真にばかり気をとられてEOS Rの方で写真を撮るのを忘れた)。
EOS Rは強い逆光時にファインダーの見え方を信用して露出補正をかけると+の補正が強く出る傾向がみられ、今一つ信用することができない、という印象が強い。露出補正をかけてからファインダー内の明るさが変化するまで結構時間がかかる(リアルタイムで切り替わらずじわじわと数秒かけて切り替わっていく謎仕様)というのもその印象に拍車を加えているかもしれないが…(ファインダーの明るさが変わりきる前にシャッターを切っているのではという疑惑)
EOS Rのファインダーは出た当時様々なレビューでべた褒めされていたけれども、私にとっては上記の問題に加え連射時のレックビューの問題もあり、あまり良いとは思えない。