蜂だか虻だかわからない奴にやられた

朝、シャワーを浴びた後、ハンガーからおろしたTシャツに袖を通した瞬間、右肩に刺すような痛み。あわててシャツをかなぐりすてるまでに、もう一発。キンカンのある部屋に走って、腫れはじめた二つの赤い点に塗り込む。痛みが引きはじめてから見に行けば、床に体長三センチほどの蜂か虻。胴は細く、うっすらと黄と黒の縞模様。脚は短い。捕まえようとしたら飛び立って行ってしまったので、正確に何だかはわからず。
仕方なくちょっと遅れて仕事に出たけれど、どうもふらふらする。元来、高い方が100を越えないほどの低血圧なので虫に刺された事が問題ではないかもしれない。仕事から帰って来たけど、右肩から先の感覚が、今ひとつスッキリしない。二発針を出してまだ生きてる蜂って毒性が強いはずだ、だから夜になっても平気だということは、あいつは虻なんだろう、と勝手に思っている。
ここ一週間で二匹の同型を見ているから、こいつらの巣がどこか近くにあるのは間違いない。