太陽の国

ここしばらくフランス時代のポジを見ていたのだけど、
抜けるような青空、
いきなり殴りつけるような陽射し、
世界を光と闇に塗り分けた軽快な陰影に
心がせつなくなる。

そこに、湿度に満ちた微妙なニュアンスはない。

もう一度、あの陽のもとに帰る日は来るのだろうか。
心の欠片を置いてきてしまった、あの太陽の国に。