運命の日は八月十五日

私にとっては、人生初コミケの日でした。
朝方に雨がぱらついているのを確認したときは嫌だなあ、と思いましたが、それもすぐに止みました。一日中曇り天気だった事が気温を下げ、この日を過ごしやすいものにしてくれたのかもしれません。
私は本を目当てにしていなかったので、一時過ぎにのんびりと会場へ行ったのですが、お目当ての西館への通路には行列が。行列は午前中ではけると思っていたので、びっくり。西館に入ってからは、地図を手に東方系ブースを一周。のんびりしすぎたせいか、永夜抄は完売済。他のサークルさんの出し物も多くは完売済。

ゲスト原稿として呼んでいただいたKiriuさんと氷夷さんに挨拶。自分の原稿がオフセットで刷られていることに内心こっそり感激。ちょっと立ち話。Kiriuさんと同じテーブルにはひろよさんとかっつぇさんが。ひろよさんは自画像によく似ているなあ…と思いました。かっつぇさんのチルノ小冊子がきれいにまとまっていました。
Twirl-Lockさんのブースに小説合同本を探しに行くものの、完売済。とある企画で一緒に動いた鶉の人の消息を聞いてみるも、どこにいるかはわからず。
うりうりさんのところで『きみをわすれない』の最後の一冊を購入…後できいてみたら、まだ机の下に何部か残っていて、最後の一冊ではなかったのだって(笑。
風城さんのところで割合長々と立ち話。私はなかなか長編が書けないので、書けてしまう人はすごいと思いますよ。
がぶりえるはうんずさんをこっそり偵察。Lim-Rさんの本が完売していて、残念。あけのいんさんの18禁本があったのですが、えっちなのはいけないと思い、敬遠。

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スペカコレクションを探してDNAさんのところへ行きましたが、既に完売済。ひろさとさんの絵が入っていただけに無念。委託で出るのかな? せんきたんをいただいたのですが、うちのマシンはパワーが弱すぎてまともに動かな…_| ̄|○ そうそう、DNAさん、抱きつきは禁止(笑
さくSaku亭さんで「アルジャーノン…」を購入。氷川さんとちょっとお話。氷川さんはなんだか話してると応援したくなるタイプかも。隣の、Tinamiの合同本は完売済。
くろがね堂さんのところではせがわさんにご挨拶。鳴海さんらしい方もいらっしゃったのですが、ひどく疲労されていたご様子なので、声をかけず仕舞い。こちらも、本は既に完売済。
雨水さんのところを遠目に見るも、人がまだいるようなのでその場はスルー。
本家、黄昏さんをふらっと見に行きましたが、売り切れていることに変わりは無いので、ぶらぶらと周囲を見て歩いて閉会までをすごしました。

閉会後は噛んでいた企画で呼ばれて打ち上げに参加しました。
総勢四十名ほどの大規模な打ち上げで、とてもにぎやか。途中からスケッチブックが飛び交ったり、一部で黙々と絵を描いていたりする人々がいるのは普通なの?(笑
少し残念だったのは、グループが五つのテーブルに分かれてしまっていたこと。打ち上げの半ばからみなさん自由に席を移動していましたが、それでも他のテーブルの方とは少し疎遠になりがちでした。個人的には大きなお座敷で四十人が一堂に会するような宴会もおもしろいと思います(実現は易しくないでしょうが。

帰りの新幹線に間に合うように早めに引かせていただいた後、東京駅へ。ところが帰りの新幹線が、乗客が線路に降りたと言うアクシデントのために一時間ほど遅れていました。
これだったらもう少し残っていればよかった…と思ったり。列車は大きく遅れ、家に戻ったのは午前一時を回った頃。乗り継ぐ終電もなく、徒歩で家に帰りました。

いやはや、楽しい一日でした。
もっと皆さんとお話していたい気もしましたが、あまり長く居ると他の方々の邪魔でしょうし、分かれがたくもなりましょう。まああれくらいが丁度よかったのかもしれません。