GODOX SL-60Wの光量を測った時のメモ

GODOXのSL-60W、30×120のストリップソフトボックス、Sタイプブラケットマウントを(それぞれ時間を置きながら)購入したので、光量を測ってみた。

SL-60WのLEDってどれくらい明るいの?という自分の疑問を解決するための実験なので、ソフトボックスの発光面から1メートル弱の位置にメーターを固定して計測するというざっくりとしたもの。

  • GODOX SL-60W+ソフトボックス、100%出力 結果 ISO100、1/125、F2.0
  • Canon 580EX+ソフトボックス、1/1出力 結果 ISO100、F11.1

結果としては、GN58のストロボの約5段落ちというところ。個人的にはあと一段明るければ使いやすかったかな。

ソフトボックスはメインのディフューザとインナーディフューザをつけて、光の芯あたりで計測している。グリッドは付けていない。インナーディフューザを外せばもう少し光量を稼げるかもしれない。

細長いソフトボックスなので、端のほうで計測したらどうなのかと思い、発光面に対し水平に移動してボックスの端で計測したところ、0.6段落ちという結果。インナーディフューザが効いているのかな。ストロボのワイドパネルを出せば変わるかと思ったが、全体の光量は落ちるものの光量比は変化なし。

 今回、文中に出てきた機材。検索をかけると同じ商品がいくつも引っかかってくるので適当に貼った。ここから買ってほしいとかではない(そもそもアフィリエイトとかではないはず)。

 写真を見るとわかるけど、ライト側がメスなのでスタンドにオスを要求することに注意。あと、電源ケーブルが3ピンなので大抵の場合、変換プラグが必要。

 レビューにもあるがこのソフトボックス、組み立てがとてもきつい。結構力をかけて組まないとならず、うまく分解できる気がしない。ロケなどで持ち込んで組んで、終わったらばらして…という用途には向かないかも。まあ、私が貧弱なだけかも知れないけど。 

 今回の一連の買い物で一番感心したアイテム。あと何本か欲しい。よくあるアンブレラホルダーって、ストロボの脱落を防ぐ機構が細いネジ一本だったりして怖い(一度落下の経験あり)。ストロボ側でロックをかけようとしても、回転ノブで締めるタイプならまだしもレバーを倒すタイプだとロックしきれなかったり、防水のためについているゴムのせいでホルダーに挿さりきらなかったりして不安定。この製品ならヘッドをつかむので、ストロボ落下の不安は大きく減少する。また、アンブレラの中心に光の芯が当たりやすい。アンブレラホルダーにフラッシュトリガーを使用すると発光部に高さが出てしまい、アンブレラの上半分に向かって照射している感じになってしまうのが気になっていた。この製品で気になったポイントは、首振りのぎこちなさ。もうちょっとスムーズに動いて止まってほしい。 あと、例によってスタンドとの接続がメス。なのでスタンドはオスが必要。

それにしても一度GODOX等の価格に慣れてしまうと、純正品や国産品が高価に感じられてしまう。