コンタクトシート

この事を書くのはこれで二度目になるだろうか。*1
自分のためのコンタクトシートを作るのに適したアプリケーションが見あたらない。
仕事ならば、ひとつながりのデータが一つのフォルダにまとめて入っているので、DPPで問題なくコンタクトシートを作成できる。
しかし、自分用のデータと言えば多数のフォルダにまたがり、フォルダの中身もNEFだったりCR2だったりCRWだったりJPGだったりとまちまちで、今回処理しようと思っているデータ量も約30Gと膨大だ。

Photoshopには、「コンタクトシートII」というコンタクトシートを作成するためのスクリプトがある。しかし、このスクリプトを動かすにはまず、RAWデータをPhotoshopに読める形にしてやらなければならない。データ一つ一つをCameraRaw経由で処理しなければならないのである。30Gにのぼるデータをコンタクトシートのためにいちいち処理(しかもCameraRawで!)などしていられない。

DPPとSilkypixは、処理の対象となるファイルが一つのフォルダに入っているときは一括してコンタクトシートを作成することができるが、それらがバラバラの場所にあると手が打てない。30Gくらいの、ファイル名が重複する可能性のあるファイルを一つのフォルダにぶち込むのは、色々な意味で危険きわまりない。

手元にないので確認できないのだけど、たしかフォトのつばさも、コンタクトシートはフォルダごとではなかっただろうか。

以前はどうしていたのか、というとNikonのPictureProjectを使用していた。*2
PictureProjectはプロジェクトを作成して写真を管理するので、コンタクトシート用のプロジェクトを作成してコンタクトシートを作成していたのだ。
しかしシステムをキャノンに変更した今、CanonのRAWが扱えず動作が緩慢なPictureProjectは全く使用しなくなってしまった。

Adobe Photoshop LightRoom はコンタクトシート作成に便利だと聞くけれども、現状、コンタクトシート作成のためだけに数万円払うことはできない。
う〜む。
どうしたものか。